住宅診断

All Aboutのデーターによると、中古住宅購入者の不安で一番多いのは、構造上の性能です。現在にほんにおける建物診断技術で、既存住宅の寿命を正確に計算することはできませんが、一定のメンテナンスを行うことで、住宅寿命を延ばすことは十分に可能です。もっといえば、住宅メンテナンスをちゃんと行っている住宅とそうでない住宅の寿命は数十年ともちがいができると言われています。このように調査を見てくると、中古住宅の品質には不安を感じている人が多いことがわかります。品質に対する不安を解消するには、今のところ、建物が検査や既存住宅性能評価書など客観的に判断できる材料のある住宅を選ぶか、自分で建物検査や耐震改修を行うしかありません。建物検査の実施は売主にも言えることです。早く適正価格で自宅を売却したいなら、建物検査をしたり、修繕補修の履歴を残すなど、第三者が納得出来る材料を用意すること。そして、こうした考えが浸透すれば、品質の良い既存住宅が市場に多く流通し、選択肢が増えると思うのです。