サンガードシステムとは

 サンガードシステムは、セントリコンシステムを導入後、その問題点を解決するために、一白あり業者である(株)三和技研が自社開発した「ベイト工法」です。ベイト工法の先駆者としてノウハウを終結し、実際取り扱う白あり業者が研究開発したものであり、施工から維持管理に至るまで優れたシステムです。一般住宅は基より、大型物件や歴史的建造物などの建物に多く採用され、長崎県下のベイト工法の普及に大きく貢献しました。これらのことから、サンガードシステムは長崎県下において、再発事故やお客様の健康・環境に問題を残すバリア工法から、白あり防除工法の選択肢を増やす白あり防除革命の一因となりました。

 

 

4つの特徴


新発想のベイト工法は、シロアリの習性を利用し巣ごと退治するシステムです。
シロアリは新たな餌場を見つけると、フェロモンによりそこに仲間を誘導する性質があります。ベイト工法はこの生態を利用。シロアリが好むように調整した薬剤を使用し、次々と薬剤を摂取させます。コロニー(巣)のシロアリ全体に薬剤を行きわたらせシロアリを死滅させる根本的な防除法です。


人やペットに、影響のない独自の薬剤を使用します。
ベイト工法で用いる薬剤の有効成分は、シロアリの成長を妨げる脱皮阻害剤。昆虫など脱皮する生物のみに作用するため、人はもちろん哺乳動物や鳥類などのペットにも安心。周辺環境にも悪影響を及ぼさないなど、高い安全性が確認されている薬剤です。



人やペットが直接触れることのない新手法で、使用する薬剤もごくわずかです。
薬剤は特殊な容器に納めて地中に埋め込まれますので、人やペットが薬剤に触れる可能性はほとんどありません。薬剤の使用量も、床下面積80㎡の家で数グラムと、ごく微量、従来の工法と比べて、約1500分の1~2000分の1です。また使用済みの薬剤は、厳密な管理のもとに回収しますので安心です。

 

 

 


根絶したあとも、被害の再発をしっかり防止します。
ベイト工法は建物にいるシロアリを駆除したのちも、新しいシロアリの侵入をしっかりと監視。


設置からモニタリングまでの流れ

0.ステーション設置

床下や屋根裏、庭木など、シロアリによる食害状況や活動範囲をあらかじめ調査。その上で、ステーションを設置します。

 

※ステーションは2.5~3.0mの間隔で設置いたします。配置後施主様に位置の確認と確認をお願いします。

 

1.モニタリング(定期点検)

ステーションに納めたモニタリングでデバイス(餌木)を定期的に点検して、シロアリの存在や食害の有無などを確認します。

 

※モニタリングは約2か月毎に行います。

※点検は、主に外回りで行いますので、お留守の時や長期外泊中でも安心です。

 

 

2.ベイティング(薬品と交換)

シロアリの存在を確認したら、餌のように調製した薬剤の入ったベイトカップを設置。シロアリのほとんどが薬剤を摂取して、数か月でコロニー全体が死滅します。

 

3.再モニタリング

シロアリの死滅後も、再モニタリングを行い、新たな侵入がないかを引き続き監視、侵入があるとすぐにベイティングに移り、駆除へ。

 

 

 

ベイト工法施工単価

初年(初回)/ステーション設置料   建物外周1mあたり/3,500(税抜)

年間維持管理料             建物外周1mあたり/860(税込)